地中海クルーズ MSCムシカ、コスタ・コンコルディア相次いで新造船

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今月は地中海クルーズで激しく競い合っているMSCコスタ・クルーズが相次いで新造船を投入しました。

4年前にはわずか3隻のクルーズ船しか運航していなかったMSCが、あくなき拡大志向で2009年には何と12隻という強気の新造船発注をしています。そんな中、8隻目のMSCムシカがソフィアローレンの名付け親で命名式を終えました。競争相手のコスタに比較して割合に落ち着いた雰囲気の内装が売りです。

総トン数 89,600トン、乗客定員 2,250人で、同社としては最大の船になります。スシバーの設置や日本人コオーディネータなど日本に顔が向いています。人気のMSCとあって日本の旅行者でも取り扱っています。

http://www.pts-cruise.jp/cruisenavi2/cruisenavi.cgi?tid=slist&equal49=3&equal4=MSCムジカ&afs=INOUE
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一方競争相手である世界最大カーニバル・グループの一員であるコスタ・クルーズは同社で最大となる112,000トン、乗客定員3,800人のコスタ・コンコルディア命名式をとりおこないました。

命名式はかなり華やかなものであったそうです。メディアや旅行社を含め多くの関係者が招待され、カクテルとガラ・ディナーの後、招待者全員が屋外でスタヂアム方式の座席に座り、イタリアのテレビのパソナリティ Antonella Clerici 氏が司会を行い、運輸大臣を含むVIPが紹介されました。

そしていよいよ命名式です。名付け親の Eva Herzigova の命名に先立って、美しい女優やスーパーモデルがシャンペンのロープをときはなち、コスタ・コンコルディアの船体で見事に割れて、セレモニーを盛り上げました。華やかな命名式の後には豪華なショウで参列者を唸らせたといいます。

船内装飾が華やかな傾向のある楽しいイタリアン・スタイルのコスタ・コンコルディアのクルーズは次の通りです。日本人コオーディネータも乗船させる予定です。
http://www.pts-cruise.jp/cruisenavi2/cruisenavi.cgi?tid=slist&equal49=3&equal4=コスタ・コンコルディア&afs=INOUE

アメリカ勢のボイジャー・オブ・ザ・シーズにカーニバル・リバティと欧州勢の激しい競争になっている地中海クルーズがまた楽しくなりそうです。