ロイヤルカリビアンがアジアにやってくる

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このほどロイヤルカリビアンが2007年暮れから2008年のスケジュールを発表しました。ラプソディ・オブ・ザ・シーズがアジアにやって来るのです。

皮切りは2007年12月10日にシンガポール発着マレーシアです。そして次第にシンガポールからマレーシア、タイ、香港へと足を伸ばします。そして年があけて2008年の2月になるとついに日本に寄港します。香港発着で台湾、沖縄にやって来るのが最初で、3月から5月にかけて上海発着で韓国、長崎に寄港します。

さらには同じ頃上海発着で韓国、福岡寄港のプランや鹿児島に寄港するプランもあります。このように2007年12月から2008年5月にかけて、東南アジアを転々としていますが、マーケット・リサーチでもするつもりでしょうか?欧米にとって何と言っても中国が魅力的に写るのか、今回も中国中心です。

いち早く中国に進出したコスタは中国人に困惑しているようです。コスタアレグラは完全中国化をはたしましたが、中国人乗客のマナーの悪さに困っているようです。平気で寝間着姿で公共の場所に出てきたり、部屋は汚すし、食事はまきちらすし、欧米人にとってはとても我慢のならない状況だそうです。ロイヤルカリビアンもこのような中国人に占拠されてはかないませんね。

この一連のアジアでのクルーズが成功すれば、今度は日本発着のクルーズも考えているようです。かってスタークルーズがトーラスを日本に投入し価格破壊を起こしましたが、結局は撤退して、現在はびいなす、飛鳥、にっぽん丸の独占状態です。

日本のクルーズ市場は年間15万人ですが、スタークルーズが就航していた頃は22万人でした。日本船のように高価でない外国船が日本の来てくれれば若い人たちのクルーズ人口が増えて良いのですが・・・
ロイヤルカリビアンの日本進出を熱望しています。