カーニバルの「ファンシップ・アイランド」はおもしろい

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カーニバルの「ファンシップ・アイランド」はおもしろい

カーニバルは最近ウエブに力を入れています。このほど「ファンシップ・アイランド」というサイトを立ち上げました。
http://www.funshipisland.com/#deck

最初の画面で、水着が二つ出てきますが、これは男女を選ぶためのものです。どちらかをクリックすると「名前を入れる」画面が出てきます。名前を入れても良いし、入れないでスキップすることもできます。最初にイントロがあって、それから画面の上や下にある絵を選択して船中の見たいところへ自由に行くことができます。たとえば船室案内ではマウスで360度見ることができますし、「Playful」の画像でカラオケを選ぶと、アメリカ人が臆面もなく調子はずれの歌を歌っているのには腹をかかえて笑いました。

映像はフラッシュ・ベースなので軽やかで、一方的な情報伝達でなくて双方向であるのがうれしいです。このような試みは他の船でもしています。たとえばロイヤルカリビアンの世界最大の船、リバティ・オブ・ザ・シーズのホームページでは「リバティ・オブ・ザ・シーズ オン デマンド」と称して複数のビデオを選ぶことにより、船内ツアーを楽しむことができます。
http://www.libertyoftheseasondemand.com/

またコスタの新造船であるコスタ・セレーナの命名式の様子がビデオにして閲覧できたり、色々工夫をこれしていますがやはりカーニバルの「ファンシップ・アイランド」はフラッシュの特徴を良く生かした素晴らしいできばえで、一歩先んじている感じがします。本来はロイヤルカリビアンの方が楽しいと思いますが、両者をウエブ上で比較するとカーニバルの方がより楽しさが伝わってきます。

さらにカーニバルではブログを充実させています。クルーのブログやクルーズ・ディレクターのブログなどをそろえ、乗客との双方向のやりとりを楽しんでいます。日本の船はまだまだ年配者向けで、せいぜい世界一周のブログと言うか、世界一周をリアルタイムで伝えるホームページが精一杯でまだまだ工夫の余地があると思います。「今後はフラッシュを勉強しなければならないのかなあ〜〜」などとつい思ってしまいました。

藤原雄一郎のクルーズワールド
http://inox-tabi.com/cruise/cruisetop.htm