カリブ海クルーズとハリケーン
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日本でもそろそろ台風シーズンを迎えました。台風といえばカリブ海を襲うハリケーンを思い出します。ハリケーン・カトリーナが大きな傷跡を残した記憶もそろそろ薄れかけています。でもカリブ海クルーズを楽しむ人達にとってハリケーン情報はきわめて重要です。
日本からはるばる出かけてハリケーンで航路変更や日程変更がなされると、その対応に一人では対処しきれません。ですからハリケーンシーズンにカリブ海クルーズを楽しむ時には、是非「信頼のおける旅行社の添乗員つきのクルーズ」にされることを強く推奨します。
さて今年のハリケーンの発生率はほぼ例年通りという予報が出されています。例年12から16の熱帯性低気圧が発生し、そのうち2から５が大きなハリケーンに発達するといいます。例えば昨年は１４の熱帯性低気圧が発生し、６つがハリケーンに発達しました。そのうち２つが大きなハリケーンとなり、ハリケーンDeanはコスタマヤに壊滅的な打撃を与え、ハリケーン通過後ほぼ一年間も港を閉鎖する惨状でした。
注意しなければならないことは、過去の経験から、シーズン前の予測はあてにならないということです。そこで日本人にはなじみの少ないハリケーンについて学びたいと思います。
一応ハリケーンシーズンは６月１日から１１月３０日までとなっています。そして８月中旬から１０月下旬の間にカリブ海クルーズを予約していたとしたならば要注意です。日程は突然変わることがあります。また出発した港に帰着できないことも良くあることです。アメリカ人ならいざしらず、日本人だとその対応に相当苦労することでしょう。
カリブ海クルーズは日本が寒い冬場に行くのが良いのかも知れませんね。
藤原雄一郎のクルーズワールド
http://inox-tabi.com/cruise/cruisetop.htm
