プリンセス メキシカンリビエラを半減

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プリンセス　メキシカンリビエラを半減

来シーズンの各社によるアラスカクルーズの減便に続いて、今度は２０１０〜２０１１年のシーズンにプリンセスはメキシカンリビエラを半減させるとの発表があったようです。競争の激しいところからは、次々と撤退なのでしょうか。

メキシカンリビエラから撤退した船隊は西海岸からオーストラリアへの航路とハワイ航路に投入するようです。

もともとメキシカンリビエラは1960年代に、クルーズを一躍有名にしたTV番組「ラブボート」で一挙に需要が急増しました。でもプリンセスでは２０１０〜２０１１年のシーズンには15航海を廃止し、17航海を残すことにするようです。

そしてサンフランシスコからシドニー、シドニーからロスの二ヶ月間のロングクルーズに、１４日間のロス・ハワイ往復のクルーズを投入します。アメリカ人にとって航空機でハワイまで行って、無競争で値段の高いプライド・オブ・アメリカに乗船するより、西海岸からの往復の方がきっと魅力的だと思います。

カリブ海、アラスカ、メキシカンリビエラと言った定番クルーズから、アメリカのクルーズファンの要望をくみながら、新しいコースの開拓に船会社は努めているようです。オセアニアや東南アジアが脚光を浴びてくるといいですね。

今年の年末にかけて、２０１０〜２０１１年のシーズンの予定が続々と発表されますが、カーニバルやRCIにHALなどはメキシカンリビエラをどのようにするのでしょうか。気になる所ではあります。