クルーズ会社の新造船意欲は

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クルーズ会社の新造船意欲は

例年新造船は10を越える一大クルーズ・ブームで造船所は満杯でした。昨年のリーマンショック以来新造船がどうなるか、とても関心を持って見ています。

今年はすでにリーマンショック以前に契約していた船でしょうが、10隻が加わります。NCL Epicやクイーンエリザベスなどエポックメイキングな船が含まれています。オアシスの同型船アリュールなどは就航を前倒しにするくらいです。

さてリーマンショック以来の新型船として総代理店クルーズバケーションに次のような発表がありました。

引用開始・・・・・

カーニバル・コーポレーションのスポークスマンによると、プリンセスに新造船の建造計画がある事は以前から公表されていたが、新しいデザインの決定に当初の予定よりも時間を要し、今回の契約に至ったという。

フィンカンティエリ造船所のCEOボノ氏は、「カーニバル・コーポレーションの中でも名声高いプリンセス・クルーズの新造船2隻を建造できることとなり非常に光栄である。」 と喜びを述べた。

2隻の新造船は、いずれも139,000トン、乗客定員3,600名で、2013年春、2014年春と2年連続の就航となる予定。

引用終了・・・・・

明らか新設計の船です。リーマンショック以来、為替は大きく変動しました。リーマンショック以前なら、円安の日本での建造もありえたでしょうが、造船所決定までに紆余曲折があったことだと想像しています。

この発表を見て同業他社がどのように動くか興味があるところです。