クルーズ船に技術革新

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メールマガジン093号   2006/03/30日発行(月・水・金発行)
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□□ クルーズ船に技術革新 □□

2006年2月22日に就航したホーランドアメリカのノールダムにGEとして
17船目にあたるガスタービンエンジンが搭載されました。しかも蒸気タービ
ンと組み合わせた、技術の最先端を行く、専門用語で言えばガスタービン
コンバインドサイクル発電装置です。

長い間、船のエンジンと言えはディーゼル・エンジンであり、エンジンに直結
した駆動軸でスクリューに結ばれていました。ところが最近の船ではエンジン
で発電し、発電した電気で(QM2でトラブルを起こして有名になった)ポッド型
推進器を動かす方式にかわりつつあります。

ポッド型推進器とサイドスラスターの採用により、360度自由に方向転換が
できて船の運転操作はうんと楽になります。

GEといえばガスタービンでは世界一のメーカです。クルーズではセレブリティ、
ロイヤルカリビアン、プリンセス、ホーランドアメリカに各4隻、それにQM2の
合計17隻の実績を積みました。

陸上の火力発電ではガスタービンと蒸気タービンを組み合わせたシステムが電
力会社に採用されて久しいのですが、船関係(舶用と呼んでいます)は運転状
態が過酷で、陸上のエンジンより技術的に難しいものとされています。それが
このようにクルーズ船17隻に採用され、順調に運転を重ねていることに技術
革新を感じます。

プールサイドを中心とするテーマパーク的なエンターテイメントなど華やかな
競争に私たちの目は向きますが、エネルギー効率と運転操作の容易さという目
立たない分野でも競争が続いている業界の努力に感慨を新たにしました。


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