ロイヤルカリビアンがアジアにやってくる - 藤原雄一郎のクルーズワールド

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メールマガジン0160号　　　2006/09/15日発行（月・水・金発行）
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□□ ロイヤルカリビアンがアジアにやってくる □□

この週末、ロイヤルカリビアンがアジアにやってくるという、私の待ち望んだ
ニュースが飛び込んで来ました。時差が苦手な私は東南アジアでのスタークル
ーズ以外の外国船の登場を待ち望んでいました。それがいよいよ実現です。し
かしまだ一年も先の話であることが少し残念です。

投入される船はラプソディ・オブ・ザ・シーズ
 http://www.pts-cruise.jp/cruisenavi2/cruisenavi.cgi?equal1=165&tid=ship&did=data2&print=1&afs=INOUE
ボイジャー級の新鋭船でないのは残念ですが、とにかく生粋のアメリカ船の登
場です。詳細の日程は１０月半ばに発表されるとのことですが、まず２００７
年１２月１０日にシンガポールからマレーシア、タイをめぐるクルーズが始ま
るそうです。

そしてチャイニーズ・ニュー・イヤーの間、香港、台湾、日本など寄港する予
定も検討されていますので、日本の港でロイヤルカリビアンを見る日も近そう
です。

ロイヤルカリビアンでは南米、ドミニカ、アジアを今後の成長市場と考えてい
ます。ようやく外国船大手もアジア市場に注目しはじめたようで、カーニバル
系統のコスタクルーズは完全に中国化したコスタアレグラを今年就航開始して
います。しかし私の希望はスタークルーズのバーゴや完全中国化したコスタア
レグラではなくて、アメリカの雰囲気を持った船で東南アジアをクルーズした
いのです。

クルーズの三大要素は設備の豪華さ、食事やショウなどのサービスの充実に加
えて乗客の織りなす雰囲気があります。私はバーゴは設備、サービスにはそこ
そそ満足していますが、マナーの悪い中国系統の乗客の織りなす雰囲気には若
干違和感があります。（日本人もアメリカ人から見れば欧米流マナーが悪いと
悪評ですが）

はたしてロイヤルカリビアンがアジアでの展開にどのような思想を持って対処
するのか？また客層はどうなるのか？とても注目しています。今年春の香港・
大阪のスタテンダムは大勢のアメリカ・カナダ人で満員盛況でした。そしてと
ても良い雰囲気でした。このようなクルーズを近場のアジアで利用出来ること
を強く願っています。

スタテンダム写真集
http://www.inox-tabi.com/cruise/statendam/

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