ぱしふぃっくびーなすのゆったり船旅 その2

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設備も、ショウも外国船に比較して貧弱なびいなすなのに、なぜか満足し、癒されたことは前号で書きました。前号で書き足らなかったことをその2で書きます。

今回気がついたことは寄港地に関する情報を豊富に提供してくれたことです。それも寄港地の観光当局者を清水や神戸から乗船させた専門家による説明なので、とても良かったと思います。今回のクルーズの目玉は「長崎おくんち」と「天草の玄関口牛深」です。

クルーズならではの「祭り当日では取りにくい宿舎手配が不要」「ツアーでは桟敷を確保」の特徴を持っています。また寄港地壱岐や牛深では歓迎セレモニーも実施されました。特に初寄港の「天草の玄関口、牛深」の歓迎セレモニーには感激しました。

初寄港「天草の玄関口牛深い」の感激的なセレモニー
初寄港とあって牛深当局の力の入れようはとても熱心でした。船内では当地観光当局の人がスライドや動画で説明がありました。牛深は岸壁に接岸出来ないため、沖合停泊でしたので、歓迎セレモニーは船内で行われ、朝早くから阿波踊りなどのルーツであると豪語する牛深ハイヤ踊りも披露されました。

何より感激したのは、色とりどりの大漁旗をたなびかした漁船がボランティアで十数隻、港からびいなすまでまるで行進するごとく近づいて来て、船の周りのグルグルと回遊するのです。思わず乗客から「ありがとう!!」の歓声があがりました。晴天であっただけにより印象的で感激もひとしおでした。

売れないクルーズを売るプレゼンテーションの見事さ
正直言って廈門・ベトナム・香港クルーズは売れていません。
http://www.pts-cruise.jp/tour/pacific_venus/asia/?afs=INOUE

今後のクルーズに関するトークと称してクルーズ・コオーディネータ臼井さんの軽妙なトークと映像に加えて、人気の由良船長、クルーズディレクターにツアー担当者の三人が、実に巧みに、熱意を込めて、このクルーズの素晴らしさを奪い合うように熱く語るのです。すっかりこのクルーズに魅了されるプレゼンターションに本当に感心しました。同時に大変勉強になりました。

その直後に実施された船上予約には相当人が集まっていましたし、多分予約も随分入ったことでしょう。感服です。

ティータイム
早朝のお茶の時間から午後のティータイムまで、無料でコーヒ、紅茶やジューズが提供されます。朝6時〜11時、14時〜16時まで無料ですが、この時間帯をすぎると今まで無料であったものが一律400円となります。外国船では種類は少ないですがコーヒ、紅茶は一日中無料です。高いお金を払っているのでこのあたり何とか改善されないものかと思います。

ぱしふぃっく・びいなすの良い点は由良船長始め、快適なクルーズを提供しようとする意欲と、海と船の魅力に、寄港地の魅力が総合的にシナジー効果を生み出し、素晴らしい満足感と、癒しを満喫できたのだと納得しました。

今回のクルーズで沢山の写真を撮りました。いつもは一週間程度でHPを完成させるのですが、今回は少し時間を頂いて「びいなす徹底紹介」として内容をさらに充実させたいと思います。ご期待ください。