外国船 アルコールの持ち込み

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日本の船ではアルコールの持ち込みに特に制限を設けていません。しかし持ち込んだアルコールは自分の部屋で飲むのが原則です。しかし外国船の多くは持ち込みすら許されていません。アルコールについては各クルーズラインで微妙に違いますので、個々のクルーズラインについて説明します。

カーニバル:持込厳禁でもし持ち込んだら没収されます。しかしワインやシャンペンは持ち込み可能ですが、使用はレストランに限られ、10ドルの持ち込み料金を徴収されます。缶ビールのお値段は4.5ドル程度(チップ加算要あり)

セレブリティ:持込は禁止です。ワインの持ち込みに対しては持ち込み料金として15ドル徴収されます。但し購入先指定です。免税店で購入したアルコールは下船寸前に渡されます。

コスタ:持込厳禁で発見されると没収です。ワインやシャンペンは持ち込み料金として10ドル徴収されます。缶ビールは3.5ドル程度(チップ加算要あり)。

クリスタル:親会社が日本ですので、持ち込みは可能ですが、部屋での飲用に限定されます。ワインやシャンペンは持ち込み料金として15ドル徴収されます。缶ビールは4ドル程度(チップ加算要あり)。

キュナード:持込禁止。ワインやシャンペンは一本に限り持込可能です。レストランで飲用する場合は持ち込み料金として10ドル徴収されます。寄港地で購入したアルコールは没収ではなく、下船まで船で保管してくれます。

ホーランド・アメリカ:持込禁止。寄港地で購入したアルコールは没収ではなく、下船まで船で保管してくれます。ワインやシャンペンは持ち込み料金として10ドル徴収されます。

NCL:持込禁止。寄港地で購入したアルコールは没収ではなく、下船まで船で保管してくれます。ワインやシャンペンはNCLワインリスト掲載のものだけ持ち込み可能で持ち込み料金として15ドル徴収されます。

プリンセス:持込禁止。寄港地で購入したアルコールは没収ではなく、下船まで船で保管してくれます。ワインやシャンペンは持ち込み料金として10ドル徴収されます。缶ビールは3.5ドル程度(チップ加算要あり)。

ロイヤルカリビアン:持込禁止。ワインやシャンペンも持ち込み禁止です。缶ビールは3ドル程度(チップ加算要あり)。

以上述べたように、原則持込禁止でカーニバル系統のように厳しいところは没収されます。また免税店で購入したアルコールは下船直前に手渡されるようです。またクルーズラインによってはソフトドリンクも持ち込み禁止の場合があります。このようにアルコールやソフトドリンクはクルーズの収益源になっているようです。

藤原雄一郎のクルーズワールド
http://inox-tabi.com/cruise/cruisetop.htm