アメリカ人の好むクルーズエリアは

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アメリカ人の好むクルーズエリアは

クルーズクリティック社の1400人による人気投票での結果は西カリブ海がトップで26.52%、次に東カリブ海22.32%、南カリブ海19.33%と続きます。結局カリブ海だけでなんと68%を占めています。カリブ海にはまだ行ったことがないのですが、そんなに魅力のあるところなんですね。

さらに地中海が10.89%、アラスカが10.67%で、この三地域だけで90%を占めています。世界のクルーズ人口、千二百万人のうちアメリカで千万人ですから、世界の三大クルーズスポットがカリブ海、地中海、アラスカであるのもうなづけます。

クルーズクリティック社自身が自社のホームページのヒット率やブログ、掲示板などの内容から調査した結果ではアジア2%、オーストラリア/ニュージランド2%、南米3.26%、ハワイ8%バルト海3.33%だと推定しています。このような地域はアメリカから見れば値段が高いのがネックで多くの人はエキゾチックなこのような地域でのクルーズに参加したい意欲が強いといっています。

ちょうど私が地中海やカリブ海クルーズに参加したいのに、長い時間航空機のエコノミーで移動するつらさと時差に二の足を踏んでいるのと同じ状況でしょう。

このように人気がカリブ海に集中していますので、最新鋭船はどうしてもカリブ海ということになります。また欧州では地中海がなんと言っても人気ですので、続々と新造船が投入されています。そんなわけで地中海とカリブ海はとても魅力があります。

時々アジアにやってくる船はいづれもかなり古い船です。コスタは3万トン級の船ですし、ホーランド・アメリカも新しい船とはいえません。そのような中で新鋭船のダイヤモンド/サファイヤが日本を始め、アジア・オセアニアに毎年やってくるので日本では人気です。寄港地の魅力もさることながら、船の中での楽しみもクルーズの大きな魅力です。ですから近場で新造船はとても魅力的です。

もちろん最高峰の船は世界一周を行いますので、アジアは必須寄港地ですので、やってくることが多いのですが、私にとっては高値の花です。もっとアジアに外国船がやってくると、その安値と豪華さで日本のクルーズ界にも大きな影響を及ぼすことと思います。そして若い人が気軽にクルーズに参加するようになって欲しいものです。

藤原雄一郎のクルーズワールド
http://inox-tabi.com/cruise/cruisetop.htm