極上のにっぽん丸 プラチナクルーズ

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極上のにっぽん丸 プラチナクルーズ

にっぽん丸のプラチナエンターテイメント神戸に乗船しました。ひとことで言って、「日頃上質なサービスに慣れている人たちにふさわしい上質のクルーズ」という印象を受けました。何度も同じことを言っていますが、クルーズの三大要素である「船の設備の豪華さ」「食事やショウなどのサービス」「乗客の織りなす雰囲気」のうち、「船の設備の豪華さ」については致し方がないとして、あとの二つはまさに上質そのものでした。

まず食事の面では「食のにっぽん丸」の面目躍如で朝食から、夕食まで、毎食キチンと美味しい食事を提供してくれました。ささいなことではありますが、毎日、昼食と夕食ではビールとワインが無料でした。このような配慮は「上質なクラスのクルーズ」のイメージをあげます。また三回の夕食のうち二回は田崎真也さんがお酒と料理の調和をプロデュースしました。

二日目の和食では熊本ワインに清酒薩摩焼酎と料理の組み合わせを、三日目のフレンチでは前菜からデザートまで、田崎真也さんが選んだワインにあう料理を料理長にお願いしたのです。とても美味しくうっとりの満足感を味わいました。また昼食ではプールサイドに軽食を準備し、ヘビーな昼食を好まないお客様に、限定した数量で提供されました。最初こそガラガラでしたが、さすがに最後は結構多くの人が軽食を楽しんでいました。

それから午後のティータイムでのお菓子が極めて貧弱ないつものにっぽん丸と異なり、午前のスープ&ブレッドの時も含め、とても上質な果物が提供されるフルーツバーがありました。また午後のティータイムでがフルーツはもとより、和菓子、洋菓子、コーヒーゼリーなどが所狭しと出されて、しかもサイズが一口サイズなので、色々と楽しむことが出来ました。さすがプラチナです。

ショーについては人間国宝 片岡九郎右衛門さんや今をときめく川井郁子さんのバイオリンコンサートに人気作家五木寛之さんの講演と盛りだくさんでした。そして11人編成のフルバンドが毎夜ダンスの生演奏をする豪華版です。寄港地鹿児島では島津候の住まいである、磯庭園での屋外での野点や特設舞台での郷土芸能など、無料のツアーがありました。

今回は御夫婦での参加者が多く、物静かな雰囲気でしたが、いつもより多くの人たちと親しくなることが出来ました。しみじみと「乗客の織りなす雰囲気」の大切さを実感した次第です。

詳しくは豊富な写真を含んだ次のURLで余すところ無く雰囲気をつたえていますので、是非ご覧下さい。
http://inox-tabi.com/cruise/nippon/prahp/index.html

藤原雄一郎のクルーズワールド
http://inox-tabi.com/cruise/cruisetop.htm