バーゴ乗船記 その3

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バーゴ乗船記 その3

ヴァーゴの写真集が出来ました。見てください。
http://inox-tabi.com/cruise/virgo/virgo2008/

2004年にヴァーゴのHPを作成して以来、絶えずコンスタントに見て頂いておりましたが、今回2008年度版が完成し、掲示板と私のサイトのトップに掲載したでけで、随分多くのヒットがありました。過去最高で驚いています。これだけヴァーゴへの皆さんの反応が大きいことに心強いものを感じました。

今回はオーストラリア人150名、インド人150名、中国本土200名、香港250名、日本700名でした。他にも韓国のツアーデスクもあり、合計1800人でした。

今回は日本の特別な団体350名(インセンティブ・ツアー)がいたために日本人は700名にも膨れ上がりました。これは例外といえると思います。でもある大手陸上旅行社が今回は一社で250名、そして毎週150〜250名を送り込んでいるそうです。新聞の前面広告に「夢の豪華客船」とPRしているあれです。大手陸上旅行社が本気になればこれほど凄い集客力があるのです。

そのほかの旅行社も加わりますから、日本人は常時200〜300人乗船しているようです。凄いなあと思いました。大手陸上旅行社が本気になればクルーズ人口の増加など簡単だと思えるくらいです。日本のクルーズ人口は年間17万人でそのうち海外船の利用者が6万人です。その中に北欧の陸上旅行に組み込まれた一泊クルーズが2万人もいますから、実質は4万人しか外国船クルーズには参加していません。

でもこの大手旅行社に刺激されて、陸上旅行社がスタークルーズに殺到していますから、今年か来年の国交省の「クルーズ白書」では年間2万人くらい増加するのではないでしょうか。おそらくこの特定の旅行社は陸上旅行に比較してクルーズが手間隙かからないことで、クルーズ商売の旨みを存分に享受しているのではないでしょうか。

眠れる巨人「日本のクルーズ市場」の幕開けは一にも二にも大手陸上旅行社の意欲にかかっていると今回バーゴを利用してしみじみと思いました。恐らくクルーズは初めてという乗客も多かったでしょうから、この経験をもとに「他の船にも乗船してみたい」との気持ちになれば良いのにと思いました。

ヴァーゴに関しては今後一年に一度くらいは乗船して「定点観測」をしなければいけないと思った次第です。

http://www.pts-cruise.jp/tour/superstar_virgo/kainan_halong/?afs=INOUE
http://www.pts-cruise.jp/tour/superstar_virgo/halong/?afs=INOUE


藤原雄一郎のクルーズワールド

http://inox-tabi.com/cruise/cruisetop.htm