パシフィック・サン うねりを受けて乗客負傷

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パシフィック・サン　うねりを受けて乗客負傷

珍しいことが起こるものです。ニュジーランドのオークランド沖北方６００キロで、パシフィック・サン（47,262トン、乗客定員1,486人）が突如７メータのうねりと風速２５メータの風を受け、４０人が負傷しました。

Ｐ＆Ｏ社の発表では打撲、切り傷などの軽傷であるとのことですが、様々な噂が飛び交ったそうです。当時乗客1,332人、クルー 671人が乗っていました。 ４０名のうち３名が少し怪我が重いようです。当時船内は叫び声と逃げ惑う乗客でまるで映画を見ているような悪夢の光景だったとの証言があります。

4万７千トンと言えばにっぽん丸やびいなすよりはるかに大きく、飛鳥クラスです。でも７メータのうねりでこれほどのことになるとは恐怖ですね。恐らく横波を受けて船が大きく傾いたのでしょう。恐ろしいことです。船長さんやブリッジにいるクルーの操船の腕前はとても大切ですね。

びいなすの由良船長さんは大変な人気者ですが、このような大切な操船の責務の上に、きめ細やかな乗客サービスをされるわけですから、頭が下がります。必死になって船長さんを追い掛け回すご婦人を目撃していますが、乗客側も少し控えめにすべきですね。

藤原雄一郎のクルーズワールド
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