アザマラ・クエスト乗船記 その1

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アザマラ・クエスト乗船記 その1

アザマラ・クエストで大阪・香港クルーズに参加した写真集が出来ました。見てください。
http://inox-tabi.com/cruise/azc/

乗船してみてため息が出ました。素晴らしいのです。大きさはびいなすとあまり変わらない三万トンです。でも内容は全く違います。小さな船にもかかわらず、メインダイニングに特別レストランが二つ、そしてブッフェまであります。

そして飛鳥のビスタラウンジのような比較的広い展望ラウンジがあり、プールデッキの一階上にはジョギングトラックも備えています。ジムにスパ、さらにショウの行われるシアターにショップ、そして各種のバーにカジノと5万トン級の飛鳥に匹敵する設備の多様性があります。

写真集を見ていただければわかりますが、内装が実にエレガントなこと!これはヨーロッパの文化というか、さらにさかのぼって文明が深く根付いていると思いました。このような船が日本にあれば良いのにと心の底から思ったものです。

アザマラと言っても日本ではまるで知名度がありません。クルーズのファンの間で「知る人ぞ知る」、今はなきルネッサンスの名船、R1からR8の同型船の一隻なのです。この八隻が紆余曲折を経てアザマラ、オーシャニア、プリンセスの各クルーズ会社に属して今もなお活躍しています。

これらの船は1998年から2002年の間に建造されていますから、今後老朽化したならば、大型船全盛の昨今、もうこのような船は出来ないのではないかと不安です。

今回乗船してみて、びいなすやにっぽん丸と同じ小型船の良さをしみじみと感じました。日本の船は見習うところがたくさんあると思います。この船に「日本の船の魂」を吹き込んだら、素晴らしいクルーズを提供出来るのにと残念でなりません。

ルネッサンスの名船」に「にっぽん丸のプラチナサービス」こそが究極のクルーズになるような気がしてなりません。その意味で改装にっぽん丸には大いに期待したいと思います。

具体的な内容は次回に譲ります。

さてルネッサンスの名船の中でもアザマラよりさらに高度なサービスを詰め込んだオーシャニアが現在破格の割引を行っています。一度乗船して見てはいかがですか。
http://inox-tabi.com/cruise/promo/oca/