コスタアレグラ乗船記 その1

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コスタアレグラ乗船記 その1

リーマンショック以来価格破壊が続いていますが、これほどまでとは思いませんでした。今回の14泊のクルーズが何と399ドルプラスポートチャージ200ドル合計599ドルで日本円にすれば6万円もかかりません。それでいて海側キャビンなのです。全くもって驚きました。

日本人は39名でした。その中でクルーズプラネットのツアー客が10名を少し越した数字だと思いますが、残りの日本人は私が聞いたかぎり、この超安値で乗船されていました。このような安値を目ざとく見つけるだけあって、クルーズのベテランさんが多いように見受けました。

四年前、先鞭をきってアジア市場に乗り出したコスタアレグラです。当初は言うに言われぬ苦労の連続であったと聞きます。私は3年前にアレグラに乗船しましたが、今回乗船して、あまりの変わりように愕然としました。

三年前は中国色豊かであったのですが、今回は完全に西欧の船に変貌していました。主な乗客構成は次の通りです。

乗客   650人

   オーストラリア  230人
   イギリス      88人
   イタリア      78人
   ドイツ       59人
   フランス      42人
   日本        39人  
   
   その他      114人
   (スイス オーストリー ベルギー ロシア 香港 ニュージーランド・・・)

公式な船内言語はイタリア語、英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、ロシア語で、避難訓練などは、この六つの言葉で実施されます。

また日本語サポートは皆無に近く、総代理店のオーバーシーズの計らいで、夕食は日本人が固められ、メニューに日本語が添えられていました。でも英語が理解できないと、満足なクルーズライフを送ることが出来ないと思います。要するに完全に西欧人のための船だということです。

クルーズの内容は次回に譲るとして、結構楽しいクルーズでした。船上実況中継をまずはご覧ください。
http://inox-m2.com/report/costa/keiji/