シーボーン・スピリットが海賊の襲撃を受ける
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藤原雄一郎のクルーズワールド
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メールマガジン005 2005/11/09日発行(月・水・金発行)
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□□ シーボーン・スピリットが海賊の襲撃を受ける □□
クルーズ・クリティックによれば、シーボーン・スピリットがソマリア沖を航
行中に2隻のボートによる、機関銃とロケット推進を持った手榴弾の攻撃を受
け、乗組員の一名が手榴弾の破片により負傷したとのことです。
このボートには4〜5人が乗っており、シーボーンに乗船を企んだようです。
船長は直ちに、全ての乗客に対し、オープンデッキに出ることを禁止し、海賊
船を追い越して難を逃れました。
マイアミのシーボーン本社では次のような緊急ステートメントを発表しました。
「船長以下乗組員はただちの予定の防衛、避難のための行動を取り、(襲って
来た)小さな船の乗員はシーボーンに乗り込むことが出来ずに去りました。乗
客・乗員は無事です。しかしこの船はまだその海域にいることと思われます。」
シーボーン・スピリットは当時151人の乗客と161人の乗組員が乗船して
いました。そしてエジプトのアレクサンドリアからモンバサへの16泊のクル
ーズの最終日でしたが、シーボーン・スピリットはアフリカへ寄港することな
く、予定を変更して、セーシェルへ向かい、乗客はセーシェルで下船しました。
ソマリア近海は世界で最も危険な海岸線の一つで、国連ではソマリアへの食料
供給プログラムがこれらの海賊の出没のために、遂行に支障を来していると警
告を発していたばかりでした。
この出来事でクルーズ各社はアフリカへの寄港を一斉に見直しています。海賊
の跋扈で有名なマラッカ海峡はどのよう対策を打っているのでしょうか?気に
なるところです。