カーニバル　１３万トン級新造船の名前を決定 - 藤原雄一郎のクルーズワールド

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カーニバル　１３万トン級新造船の名前を決定

世界最大のクルーズ会社カーニバル社ですが、現時点での最大は１１万トンクラスです。昨年はカーニバル・リバティ、今年はカーニバル・フリーダムが就航し、１１万トンクラスは合計で５隻となりました。

カーニバルのラインアップは一番古いカーニバル・ファンタジイなど８隻が７万トンクラスで、私が乗船したカーニバル・プライドなど４隻が９万トン弱、そしてカーニバル・ビクトリなど３隻が１０万トンクラスです。

このように同型船が一段落すると大型化へと進みますが、それと同時に船の設備内容も時代に合わせて変化します。そして２００９年と２０１１年にいよいよ１３万トンクラスが登場します。このたびその名前が発表されました。カーニバル・ドリームとカーニバル・マジックです。

乗客はカーニバル・リバティの　2,974名から　3,652名に増加し、ダイニング、船内活動、エンターテイメントなどにより広い選択肢を持たせる予定だといっています。大型船の特徴は大勢の乗客を扱いますので、一部に乗客が集中しいないように、多様性を持たせて分散させる傾向があることです。

それが逆に乗客にとって「大型船は選択肢が豊富で楽しい」と好循環になり、乗船・下船時の不満を解消するようです。

話題つくりではアイススケート・リンク、ロック・クライミング、サーフィンなどの新機軸で常にロイヤルカリビアンが先行していますが、カーニバルも世界最大のクルーズ会社の面目にかけて新しい楽しみを創造して欲しいものです。

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