港から歩いて楽しめる観光地

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港から歩いて楽しめる観光地

クルーズの費用で船会社が発表している費用より、予算がオーバする費用の第一は陸上でのツアー費用ではないでしょうか。日本の寄港地の場合、半日観光で一人5000円程度ですし、外国の場合は半日観光で50ドルでこれが最低価格です。少し魅力のあるツアーでは1万円や100ドルになり、二人での費用は馬鹿になりません。

ところが港近くに観光地がある場合、もしくは港から公共交通機関である市電やバスがある場合は寄港地観光の費用が少なくてすみます。クルーズを選ぶとき、この点も考慮する必要があると思います。

その典型が長崎の「松が枝」の港ではないかと思います。すぐ目の前に大浦天主堂やグラバー邸がありますし、歩いて楽しい「港から出島までの散策」は私の好みです。また港の目の前に市電が通っていますから、「るるぶ」や「まっぷる」を片手に存分に、しかも安価に観光が出来ると思います。

私の掲示板で「港談義」が盛り上がり、私の住んでいる神戸の港についてホームページを作成すると約束しましたが、その前に「港 長崎」をまとめました。見てください。
http://inox-tabi.com/cruise/port/nagasaki/index.html

私の少ない経験ではありますが、港から歩いて楽しめる寄港地とツアーでないと駄目な寄港地について若干補足します。

港近くに観光地がある寄港地
●香港  港が市街地のど真ん中にあり、地下鉄も発達していますので、とても良い寄港地だと思います。港のすぐ近くに広大なショッピングセンターもありますし、スターフェリーで香港島にもすぐ行けます。最高のロケーションの寄港地です。
●アラスカ アラスカの寄港地は大体が港から歩いてゆけるところに沢山の見所があります。写真を見てください。
http://inox-tabi.com/cruise/alaska/index.htm
●メキシカンリビエラ カボサンルーカスはテンダーボートで上陸すると近くに町並みがあります。またツアーもメキシカンリビエラは多少安い傾向があります。
http://inox-tabi.com/cruise/mexico/index.htm

あまりクルーズで立ち寄ることがありませんが、私が30年住んでいた広島や5年間住んでいた下関も港の所在地は交通至便で自由に行動できるところにあります。

港には何もない寄港地
人気の屋久島は港には何もありません。タクシーでないと自由に動けません。また壱岐もそうです。
http://inox-tabi.com/cruise/venus/venus004/yakus.htm

外国ではバーゴの寄港地であるペナンやプーケットは港に何もありません。ツアーを利用しないと船ですごすだけとなります。これと全く同じ状況がハワイの4島めぐりです。

バーゴやプライド・オブ・アメリカ/ハワイ/アロハの場合は結構寄港地観光にお金がかかることを知っておく必要があります。

中国の上海、天津、大連なども港には何もありません。免税店までバスが出ますが、結構高い値段がします。タクシーのほうが安いのですが、言葉の関係もあり、なかなか利用する気になりません。船のくれた港の番地が間違っていて、乗船に遅れた事例も実際に目にしました。ですからツアー参加か免税店までバスで行き散策するのが無難です。

無数にある寄港地について網羅することは不可能ですが、今後は寄港地の写真も充実させてゆこうかと思っています。

藤原雄一郎のクルーズワールド
http://inox-tabi.com/cruise/cruisetop.htm