クルーズの中国マーケット

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クルーズの中国マーケット

先日開催されたマイアミ・コンベンションでの日本のアピール度について雑誌クルーズの常務さんがブログに書いています。舞妓さんの踊りは大いに注目を浴び、地元テレビでも取り上げられ大成功だったそうです。

そのほかにも今回は日中韓の共同出展やアセアン共同のPRなど、アジア勢が気を吐いていたそうです。特に「中国は共同出展とは別に上海港湾局が巨大なブースを別営。北京、天津も別に出展し、昨年まったく動きを見せなかった中国の積極ぶりが印象に残りました。」との常務さんの報告です。

しかし肝心の米国のクルーズ関係者のビジネスとしての関心は、舞妓さんの好評とは関係なく、中国マーケットでけで、日本は眼中にない様子だったそうです。外国船の乗客が日本で年間5万人ですから無理もないと思います。

現在コスタアレグラが香港・上海を中心に進出していますし、今年の暮れからはロイヤルカリビアンのアジア進出もあります。また昨年P&Oがパシフィック・スカイをシンガポール拠点で投入したのですが、わずかの間に船を売却し、中止になっていましたが、再度別の船を投入し、再開の動きがあるとか。

コスタアレグラやロイヤルカリビアンのアジア進出での成果を世界のクルーズ関係者は息を潜めて見守っていることでしょう。もし成功と評価されれば、アジアクルーズは増加するだろうし、そうでなければ、スタークルーズ中心の寂しい状況に逆戻りでしょう。

コスタアレグラの実情には私も興味津々ですので、今週乗船することにしました。そのようなわけでしばらく「藤原雄一郎のクルーズワールド」お休みします。帰国してからの報告をお楽しみに!!

藤原雄一郎のクルーズワールド
http://inox-tabi.com/cruise/cruisetop.htm