青森 ねぶた祭り写真集出来ました

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青森 ねぶた祭り写真集出来ました

びいなすによる敦賀発着の「ねぶた、竿灯まつりクルーズ」に参加しました。このほどとりあえず「ねぶた祭り」の写真集が完成しましたので見て下さい。
http://inox-tabi.com/cruise/port/nebuta/index.html

青森のねぶた祭りには全国から多数の観光客が押し寄せますが、やはりクルーズによる「祭り参加」が一番素晴らしいように思えます。特に青森ねぶた祭り会場は客船が着岸する港から至近距離にあり、歩いて行ける近さです。それでもびいなすでは不慣れな乗客のために、行きはバスを出してくれて、桟敷までつれて行ってくれた上に、帰途を懇切丁寧に説明してくれました。帰りは三々五々、適当な時間に徒歩で祭りの余韻を楽しみながら船まで帰るのも楽しいものです。

また昼間は船が着くと、すぐ近くの「青い海公園」の中にある、三角形のユニークな建物である県の物産館の前で、祭りに不可欠である「らっせら〜、らっせら〜」のかけ声に合わせた踊りの練習も出来ます。そして物産館を中心として「ねぶたの格納庫」があり、十分時間をかけてねぶたの下見ができます。また物産館では青森の名産の販売をしていますから、昼間お土産をどっさり買い込んでも、近くに停泊している船に持ち込めばそれでOKです。

また問題の夕食ですが、割と早い時間に夕食に代わって軽食が提供されますが、量的には十分です。そして祭りが終わったあとは、日頃から夜食の種類が豊富なびいなすですが、それでもさらに祭りの晩は品数豊富な夜食が用意されます。そして桟敷席やバスなどの費用もクルーズ料金に含まれていますから無料で、まさに「いたれり、つくせり」です。

ねぶた祭りは圧巻でした。重要無形民俗文化財に指定されているだけあります。そして大勢の市民が参加してとても活気と熱気にあふれています。ただねぶたを出すには合計の費用が2千万円程度もかかるそうで、企業でないと参加出来ません。企業の社会貢献でこの伝統芸能の火を消してほしくないものです。そのためには私たちも出来るだけ多く押しかけて、まつりをする人とともに盛り上げてゆかないといけないなと思いました。

全国のあちこちで商業主義に流されない伝統芸能が息長く存続し、伝統が引き継がれてこそ「美しい国にっぽん」だと思います。飛鳥、びいなす、にっぽん丸が参加することはとてもよいことだと思いました。
藤原雄一郎のクルーズワールド
http://inox-tabi.com/cruise/cruisetop.htm