びいなすで竿灯祭り

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びいなすで竿灯祭り

秋田の竿灯祭りの写真集が完成しました。
http://inox-tabi.com/cruise/port/kanto/index.html

青森の「ねぶた祭り」ほどの華やかさはありませんが、秋田の竿灯まつりは、まさに伝統芸能そのものとの印象を受けました。

竿灯には大若、小若、幼若と三種類あり、この竿灯を肩、腰、額、手のひらなどにのせてバランス良く保持する競技です。

● 大若(大人用)で重さ50kg、長さが12m、提灯の数が46個
● 小若(小学生高学年〜中高生用)で重さ15kg、長さが7m、提灯の数が24個
● 幼若(小学生低学年以下用)で、重さ5kg、長さが5m、提灯の数が24個

重さが50キロもある竿灯を扱うことは至難の業ですが、小学校低学年から鍛えて、大人になれば、このような至難の業も可能になるのでしょう。その他にも、太鼓や笛などにも女性や子供たちが大勢参加しています。このようにして伝統芸能が引き継がれてゆくのはとてもうれしいことです。

竿灯祭りは重要無形民俗文化財に指定されています。また昼竿灯も開催され、このような妙技が競われるのですが、残念ながらその存在さえ知らず、見ることが出来ませんでした。とても残念です。

船の着岸する秋田港はお祭り会場から遠く、びいなすは15台のバスを準備して桟敷まで往復してくれました。ねぶたもそうですが、桟敷の費用やバスの費用は全てクルーズ料金に含まれています。クルーズの単価そのものは変わりませんので、お祭りクルーズや年末年始のクルーズはとてもお得です。また全て船側でやってくれますので、その利便性は一度経験したらやめられないと思います。

ですから飛鳥、びいなす、にっぽん丸のいづれも、早期に満席となる人気クルーズですので、来年のお祭りクルーズは早めの予約をお勧めします。

秋田港の近くに県の物産館である「セリオン」まで無料のシャトルバスを出してくれました。タワーの展望台は無料になりましたが、直射日光を受けて、とても暑く、5分と滞在出来ませんでした。しかし秋田のお土産を買うのは下の階の冷房の効いたところで可能ですので、便利です。たまたま竿灯祭り当日は秋田でも年に一度か二度しかない37度の高温で夜も蒸し暑かったのが玉に瑕でした。

藤原雄一郎のクルーズワールド
http://inox-tabi.com/cruise/cruisetop.htm