悩みとお願い

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悩みとお願い

皆様のおかげで「藤原雄一郎のクルーズワールド」も次第にビッグなサイトへと成長しつつあります。私個人は力の無い「年金生活者」でありますが、クルーズに対する思い入れ、すなわち「小さな日本のクルーズマーケットを少しでも大きくし、一人でも多くの人にクルーズの楽しさを味わっていただく」ことにかける情熱は人一倍あると信じて活動をしているつもりです。
しかし何分、個人での活動ですので、限界があります。そこで私は「純粋に乗客目線に立つ」ことを主眼にサイトを運営して参りました。クルーズの素晴らしさだけではなく、苦言も同時に呈してきたつもりです。それは一般乗客の声が船会社に届くことを切に願ってのものです。

その一方で読者からのお叱りもメールも多数頂戴しております。その代表的なものが「乗客目線に立って色々物申すのは結構だけれど、船会社にもそれぞれ言い分や事情があるはず。それを船会社への取材もせずに、一方的にあなたの意見を、さも乗客全体の意見であるようにして流すことは、公平性から考えて問題がある」という趣旨です。

誠にごもっともなご意見だと思います。一個人の小さなサイトなら問題もなかったことが、大きくなるにつれて、「社会の公器」としての性格を持ち始めることも事実です。私の書いた配慮に欠けた文章が、一生懸命に業界発展のために尽くしておられる船会社の障害になることだってあるやも知れません。（無いことを信じて書いているつもりですが）

そこでお願いがあります。もし私のサイトを船会社の皆さんがご覧になっているとしたならば、クレームがありましたらドンドン当方まで申し出て頂きたいのです。また「一度わが社に出頭して取材せよ」とのありがたいお申し出があればなおさら嬉しいことです。そして私にもし偏見と誤解があるならば正して頂きたいのです。業界の発展に棹をさすことだけはどのようなことがあってもやりたくありません。

幸いいくつかの外国船のGSAの皆さんとは日ごろから親しく情報交換をさせて頂いております。ところが人気の高い邦船三社の皆さんとは船上のクルー以外には全く接触がありません。どうかよろしくご指導のほどお願いします。また多数の読者の皆さんからメールを頂戴いたしております。善意にあふれたメールに対しましては誠心誠意返事を出させて頂いております。私のサイトが私の予想を超えて大きくなりつつある現在、読者の皆様の絶大なるご支援を得て、よりよいサイトにして行く所存です。どうか改めてよろしくお願いします。

藤原雄一郎のクルーズワールド
http://inox-tabi.com/cruise/cruisetop.htm