にっぽん丸絶好調

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□□ にっぽん丸絶好調 □□

2008年下期のカタログを入手した時「にっぽん丸はやる気だな」と感じました。
また三隻横並びの世界一周から離れて2009年に実施する「南米・南太平洋クル
ーズ」を一目見たとき、思わず行きたい!と思いました。

このような予感を裏付ける記事が雑誌クルーズのウエブ版に紹介されました。
その一部を紹介します。

にっぽん丸クルーズの潮目が大きく変わり始めている。
「今年下期のクルーズ販売を開始した5月20日一日だけで、去年の6倍の予約が
入った」(商船三井客船小林求常務取締役)と集客が大きく好転しているもの
で、キャンセル待ちとなっているクルーズも増えている。また、売りにくいと
いわれるロングクルーズでも、来春に予定する68泊の南米・南太平洋クルーズ
は「販売開始と同時に定員を満たした」としており、MOPASクルーズに春
がやってきたようだ。

小林常務によると最近の特徴は、

?リピーターは減らずに、クルーズに初めて参加する初心者が60%に達するな
ど初心者の参加率が大幅に向上している

?MOPASが始めた日本版フライ&クルーズともいえる北海道クルーズへの
参加者の居住地が全国42都道府県に及んだように広がりを見せている

?クルーズ参加者の平均年齢が62歳と、団塊世代リタイアブームが徐々に集客
面で現れているーーなど市場拡大傾向がはっきりしてきたと分析している。

私は飛鳥2が登場して「飛鳥の一人勝ち」が続いた時に、にっぽん丸の関係者
に会うたびに「にっぽん丸の戦略が見えない。この危機をどうするつもりか」
としつこく申し上げてきました。

もちろん私ごときの声が通ったとは全く思えませんが、2008年上期からにっぽ
ん丸の進むべき道を明確に示しはじめました。そして下期のカタログにはその
具体策が見事に出ていました。びいなすや飛鳥が横浜・神戸中心となるなか、
キッチリと地方にも目配りをしてくれています。そのような努力が予約の殺到
となって実現したのは誠に嬉しいかぎりです。

にっぽん丸頑張れ!!

http://inox-tabi.com/cruise/sch/np2008d.html
藤原雄一郎のクルーズワールド
http://inox-tabi.com/cruise/cruisetop.htm