コスタ二隻同時命名式、そして乗客が参加できる。

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コスタ二隻同時命名式、そして乗客が参加できる。

飽くことを知らない新造船の建造ですが、コスタではこのたび新造船二隻が同時にフローティング・アウトしました。フローティング・アウトとは船のドンガラ(船体)をドライドックで建造し、組み立てが完了した時点でドックに注水し、船が浮き上がることを意味します。この時点でお祝いのセレモニーを行い、これからいよいよ内装に入るわけです。

その二隻とはコスタ・ルミノサとコスタ・パシフィカです。コスタ・ルミノサは92,700トン, 乗客2,828人を収容し、4Dシネマ(一体どのようなものなんでしょうか)、ローラブレード・トラックに37ものコースを持つゴルフ・シュミレータも備えています。一方コスタ・パシフィカは114,500トン,乗客 3,780人でコスタ・コンコルディアやコスタ・セレーナの姉妹船となります。

コスタ・ルミノサは2009年5月5日、コスタ・パシフィカは2009年6月6日にデビュー予定です。現在PTSではその処女航海の売り出し準備中と聞きました。このように就航時期が異なるのに、2009年6月5日に命名式を同時に行うと言うのです。しかも両船ともすでに就航しているのに・・・。何とユニークなことでしょうか。

さらに、さらにです。コスタ・ルミノサの2009年6月3日初のチビタベッキアからアムスタルダムまでの13泊のクルーズの乗客は、命名式の一部始終を見ることが出来るというのです。また2009年6月6日、コスタ・パシフィカの処女航海には希望すればキャビンは限定されますが、前日の6月5日に式典に参加し、ジェノバからの乗船もできるそうです。なんと言う素晴らしいことでしょうか。考えるだけで興奮します。