ロイヤルカリビアンも燃料サーチャージ廃止

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ロイヤルカリビアンも燃料サーチャージ廃止

燃料費の高騰で採算悪化をきたしていたロイヤルカリビアンがこのほど燃料サーチャージの廃止を発表しました。内容は次の通りです。

「来年2010年1月1日以降のクルーズについて、今年11月10日より後に販売するクルーズについては燃料サーチャージは付加しない」とのことです。ならば2009年のクルーズはどうなるのでしょうか。

2009年を四つにわけ、それぞれの2週間前の原油価格が65ドル以下であればオンボードクレジットとしてサーチャージを払い戻すとのことです。すなわち

2008年12月18日の原油価格が65ドル以下なら2009年1月1日から3月31日までのクルーズは払い戻しをすることを意味します。本日現在65ドル付近ですから微妙なところです。

ただこの情報はRCI本部が発表しただけで、日本で発売されているロイヤルカリビアンのクルーズに対する方針については未確認ですのでわかりません。

このような処置はつい先日発表されたカーニバルグループの燃料サーチャージ廃止に呼応するものです。これで世界の二大勢力が相次いで燃料サーチャージの廃止を発表しましたので他のクルーズラインも何らかの反応があることでしょう。ただし、今後原油の値上がりがあったなら、再び燃料サーチャージ制度を復活させるとRCIは言っています。

早く航空機の燃料サーチャージも大幅値下げに踏み切ってもらいたいものです。そうすれば、円高もあいまって、安価にクルーズを楽しむことが出来ると思います。でも景気後退でクルーズどころでないかも知れませんね。