ロイヤルプリンセスのエンジン火災 掲示板情報の大切さ

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ロイヤルプリンセスのエンジン火災 掲示板情報の大切さ

ロイヤルプリンセスのエンジン火災が発生しました。USA Todayでも報道されていますが基本的にはプリンセスクルーズの発表した内容がベースになっています。

世界で千万人をゆうに超えるクルーズ人口でも、通常メディアは独自の取材をするのは難しいのでしょう。そんな中でクルーズクリティックはレポーターの実名で船の中での出来事をレポートしています。

それが面白いのです。「本日のヒーロはGreg Surrattさんです」から始まって具体的内容を報じています。我がサイトにたとえれば、掲示板での船上実況中継を私が取り上げて、「現在乗船中のAAさんからこの事件に関してこのような報告がありました」とメルマガやブログで流すようなものです。

今回の場合、あまり良いニュースではありませんので、もし私が同じことをすれば、ただでさえ嫌われている私が乗船拒否にあうかもしれませんね。(笑)良識ある日本の船関係者の皆さんはそのような行動に走るとは思えませんが、真実ではない誹謗中傷なら当然そうするでしょう。悪いニュースを流すのは勇気がいりますね。でもその場に居合わせた情報は貴重です。下に述べるような情報だと全く問題はないでしょう。

さて前置きが長くなりましたが火災事故について引用します。

USA Today

ロイヤルプリンセスはエンジン・ルームで火災を起こしその影響で後続二航海をキャンセルしました。エンジンの損傷状態は当初予想したものよりひどいと判定され、ドックへ曳航し必要な修理を行うことを決定しました。

そしてプリンセスからの謝罪の言葉と補償について短く報じています。

Cruise Critic

英雄 Greg Surratt さんからの報告として次のようなレポートを流しています。写真も添付されているのですが私たちには公開されていません。

● 私たちはemergency stationsという所に集められ点呼も受けました。そして四時間にわたって暗闇の中、700名の乗客と共に、床に座っていました。なんてロマンティックなことなんでしょう。

● 「エジプトのレッカー車(タグボート)」の写真を示しながら「船は自力では港に帰ることが出来なかった」と言っています。そして何枚かの写真を見せながら「乗客はデッキで睡眠を取ることが出来たけれど、クルーは眠ることも許されず、エアコンの空気も止まり大変であった」と賞賛しています。

さてそれからどうなったかについては、まだ情報が最新の物となっていませんが。電気がつき、エアコンンも戻って船は無事寄港したものと思われます。Cruise Criticはさらに詳細な情報を募集しています。

エンジンのトラブルがあると、電気系統が止まります。もちろん非常用電源もありますが、日常生活とはほど遠いものですね。これが寒い季節に発生すれば大変だったですね。

一昨年の飛鳥ニューイヤーでエンジントラブルがあったことが私たちの掲示板読者からの実況中継で知ることが出来ました。幸いすぐに復旧したのでこのようなことはありませんでした。

我が掲示板では船上実況中継がかなり定着してきましたので、このようなホットニュースも期待出来ますね。