RCIグループ フレキシブル・ダイニングへ

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RCIグループ　フレキシブル・ダイニングへ

クルーズの楽しみの一つである食事ですが、夕食に関しては、伝統的な固定シートで、一回目か二回目を決めたら、テーブルのメンバーも時間も変えられないのは正直何とかならないかと思います。ですからブッフェで夕食を準備してくれると、ついブッフェに足が向いてしまいます。

世界最大のカーニバルグループの良きライバルであるRCIグループはスタンダードクラスとしてロイヤルカリビアンのブランド、それより少し高級なセレブリティに最高級としてアザマラのブランドを持っています。

アザマラは夕食に関しては「いつでも、好きなときに、好きな相手と」自由に夕食を楽しむことが出来るシステムです。一番大規模なロイヤルカリビアンではこのほど「マイタイム・ダイニング」を加えました。従来と同じ固定座席の一回目、二回目はそのままですが、私のような「わがまま」な客のために、前日までに予約すれば、好きな時間帯に夕食を設定することが出来ます。そして毎日変えることも可能です。

そしてセレブリティですが、このほどダイニングシステムに自由度を持たせたシステムを、新造船Celebrity Equinoxで試行することになりました。その内容は次の通りです。

○　食事の時間帯を毎日同じにするか、毎日変えるかを選択できる。
○　二人席はきわめて限られているので、乗船したらすぐメイトルディにその旨申し出ること。
○　相席になる場合が多いが、テーブルで全員がそろって食事を開始する。中途からの参加は出来ない。
○　伝統的な固定座席の一回目、二回目のシステムは存続する。

そしてもし評判がよければ、このシステムをセレブリティ全体に広げることを考えているようです。私個人的には伝統的なダイニングシステムは好みません。このような動きがクルーズ全体に広がることを願っています。

でもそうなるとチップの意味が薄れてきますね。この際チップもサービスチャージと名前を変えてはいかがでしょうか。